用語一覧

世界観に関わる用語の説明が書いてあります。

エクスピアシオン王国

七つの宗教の戦争が起きている国。文明的にも栄えており、また経済的、世界的にも有名且つ観光客の多い国です。女王である《ライア》の御姿が唯一見ることのできる12月の行儀は国民がこぞって参加します。隠れて神や神の成れの果ても住んでいる国でもあるのです。

ファディクト帝国

世界的に崇められている救済と慈愛の女神《リコリス》がいる国として有名で、国の面積は世界で2番目に広いとされています。王国とは同盟関係にありますがその中は亀裂が入っています。罪と悪をなによりも嫌い、滅ぼさんとしています。そのためこの国で犯罪を起こしてしまえば死刑、他国の者でも問答無用で死刑になってしまいます。帝王である《ディエス》が圧倒的、絶対的権力を握っている独裁国家です。

どれだけの人に信仰されているか、記憶の中にいるかで神としていれるかが決まっている清らかな存在です。世界中で崇められているとある神様が眠ってからは神に対する信仰心が薄れてきています。民族特有と神を崇めているところもあれば、神の成れの果てを崇めているところもあります。神を信用できなくなった者が作り上げたのが七つの大罪を元にした宗教でもあります。また、神はひとりずつ神の力を持つています。神に死は存在しなく、神を殺すには人々から信仰されなくなり、忘れられ、そして神の成れの果てに堕とし、その後に致命傷か瀕死にさせ人間に堕とし、殺す他ないです。

神の成れの果て

神が人々から信仰されなくなり、また完全に記憶から消えてしまった種の名です。神は神でなくなってしまえば、その司っていたものに近い人外の種になってしまいます。しかし神に戻れないわけではありません。神にも、また神の成れの果てにも死はありませんから。現に、水神もセイレーンに成り果ててからまた水神として君臨できた実例もあるのです。しかし、神の成れの果てで致命傷、または瀕死になってしまえば人間に堕ちてしまい、人間に堕ちてしまえばもう二度と神に戻ることはできなくなってしまいます。

神の力

神がひとりずつに持っている力です。これは人類が持っている能力とは異なり、チート能力です。簡単に言ってしまえば《なんでもできてしまう超便利な力》です。能力や他の武術などではどうやっても対抗することのできない絶対的な力。この力の前では人類や能力、攻撃、武具などは容易く破壊されてしまいます。神以外にこの力を持っている存在は神の子孫と神の成れの果てのみです。しかし、神の成れの果ては神や神の子孫が使う際とは威力や精度は落ちてしまいます。譲渡することはできますが、滅多にないでしょう。

神の子孫

神と神の間に産まれた子、または神と人間、神と人外など神の血を受け継ぐ存在の名称です。その存在はあまり知られていませんが、数こそ少ないですが存在はしています。神を崇める存在にとって神の子孫……特に神と人間の子は虐げられ、また暗殺の対象になることが多くあります。神の子孫故に神の力を持っている者もいますが、稀に持たずに産まれた子もいます。神の子孫も神と神の成れの果て同様に死はないです。また、神の子孫は忘れられても堕ちることはないため不老不死です。

宗教

エクスピアシオン王国での宗教は七つあり、また宗教戦争の原因になりました。元は七つの大罪とされており、その罪に共感した者が創設したとも言われています。現在の司教が初代司教の者もいれば、その意志を引き継いだ司教もいます。また信者はその司教の気持ちに共感した者が多く属しています。

宗教戦争

エクスピアシオン王国です起きている戦争です。別国からは《大罪戦争》と呼ばれています。司教が世界を我がモノにするために起こってしまった戦争で、今や世界各国の注目の的となっています。一説では戦争の原因になった聖書があったと言われていますが、その聖書が見つからないためただのガセネタと言われています。

魔導騎士

魔導とは神が神の力で作り出した魔法に似たものでありながらも、魔法ではないものです。その魔導を使える者は極わずかで、魔導騎士以外に使える者はいません。また魔導を使える者の大抵は神の子孫か神の血縁者と相場が決まっています。稀に人類が魔導を持ち産まれてくる子もおりますが、それを《神童》呼びます。

神器

神が神の力で作り出した再現不可能な武器です。それはどんなものでも作ることができ、またたった紙1枚でも神器と呼ばれます。神が作った故にか、その力は強力なもので如何なる能力や武器でも太刀打ちができない兵器当然の力を持っています。また神以外は神器を持つこと自体がとても稀な出来事で、遠い昔は悪用されないようにと神器は神だけが使うという規則を世界神が定めたこともありますが、今はもう残っていないようです。

13の始祖

【原初の時代】と呼ばれる今の人々が生まれるよりももっと先、遠い昔から生きている種族の始祖たちの総称です。今となってはその存在は神格化され、神ではないが他の者とは違う存在とされ線引きをされています。この13人は神の力を持っています。この中の10人は十戒と呼ばれ、とある教会の幹部的な存在です。